土曜日のカレッジで開講されている、趣味の講座的お時間で、中国語会話を取ってみることにしました。
サンマテオ近辺にお住まいであれば、こんなパンフレットがポストに届くのではないかと。
開いてみると、ちょっと本格的なお勉強講座から趣味の講座まで様々です。
今回ボクがとったのは、Chinese ConversationⅠという講座、毎週土曜日の10時~12時。
アダルトスクールに通って、中国人多いな~、この会話わかったらおもしろそうだな~と思ってて。
学生の頃にちょっとやってたし、初級会話なら英語で授業されても何とかなるかな、と思って行ったのですよ。
そしたらね…
ni hao = Hello
zao = Good morning.
ke yi kaishi ma? = Can we start?
って書かれて。
えー、なんかコレ、超簡単な中国語だと思うんだけど、なんか全然意味わかんないんだけどなんで???
気付きました?中国語なのに、漢字が出てこない!!
そりゃわかるわけないっちゅーに。
中国語をかじったことがない方のために、簡単に解説いたしますと…
中国語の発音記号、ピンインと呼ばれるものがあります。
英語の発音とも違うのですが、使用するのはアルファベットになります。
このアルファベットの上に、四声(音の高低)を表わす記号を付けて、発音を表わします。
←ボクのパソコンでは、この記号は付記できないので省略しています。
ni hao は言われてみればわかりました、ニーハオ、你好、なのでHallo.
zao はツァオ、早、でおはよう、Good morning.
ke yi kai shi ma? は クゥーイーカイシーマ 可以開始〇(←疑問を表わす「マ」の漢字出ません)?で始めていいですか、なのでCan we start?
つまり、ボクにとってだけは、漢字で書いてくれた方が(多少違う字もありますが)超簡単。
ピンインだけで表記されると、どっちが英語なのかさえ一瞬わからない上、頭の中で何回も訳す羽目になるのです。
よもやこう来るとは思いませんでした。
むしろカレッジの中国文学の講義を取って、漢字付きで体系的に授業してくれた方が簡単だったかも…
先生の話では、ここは会話の授業で読み書きはしないので、音に絞って学習します、ということらしい。
そのくらい、アメリカ人(だけじゃなく漢字を使わない人にとって)、漢字の壁は高いということなのでしょう。
アメリカ人の頭の中で、漢字抜きの中国語がどんな様子で積み上げられていくのか、ボクには全く想像できないのですが…
あまりにボクがポカンとしていたので、先生が気を使ってくれて、質問ありますか?すごく難しいですか?って聞かれて。
いや、今やってること昔習ったと思う、だけど、漢字が出てこないとさっぱりわからない、って言ってみました。
そしたら先生はすごーく納得して、それから時々、漢字を併記してくれました。
はぁ、やっと中国語に会えたよ…
心理学の講義がわからん、ってのとは全然違う方向からのパンチでした。
とはいえ、クラス自体は10人足らずのこじんまり、アットホームで楽しい雰囲気でした。
習ったフレーズをすぐに使って練習するので、少しずつですが覚えていくこともできます。
先生は中国語ネイティブ、中国人とわかるアクセントはあるものの英語はペラペラです。
習いに来ている方は、相方が中国人とか、親族が中国で働いている、といった方から、広東語はできるけど北京語を習いたくて、といったような方まで、これぞ多様性!と思わせる面々でした。
しかも、ホントに初めてって方はいなかったみたいで、皆さんあいさつ程度はすらすら言えてる感じ。
ボクも昔の参考書持ってきたし見返してみよ。
カレッジ3日目にして、ようやく雨から脱出。

といっても曇ってるけどね、結局この後、ひと雨降ったし。
土曜日は人が少なくてカフェテリアもやってないのですが、午後は音楽関係の講座が開講されてて、ウクレレの音とか聞こえてきました。
これはこれで、平和でよかったかも、なんて思って、また来週から頑張りまふ🙂
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