ラスベガスのダウンタウンって?
ラスベガスと言えば、ストリップと呼ばれる地域に密集するホテルやカジノ、ショッピングモールで過ごすのが定番。
ビジネスでお越しの方も、大規模な会議場はこの界隈に固まっているので、ストリップから出る必要はないらしい。
でも、いわゆる発祥の地で、現在も市の機能が集まっているのは、ストリップから北に行ったダウンタウンなのだとか。
ストリップからダウンタウンは距離的にも歩けないし、治安もイマイチなところがあるらしいので、RTCという路線バスを使って向かいます。
路線バスについて
ラスベガスを含む一帯の交通機関を運営してるのがRTCってとこで、今回使うのはDeuceデュースとSDXの2路線。
デュースは、24時間運行の2階建てバス。
15~20分間隔で運行と書いてあるけど、30分くらい待つことも。
ストリップ内では停留所が細かくて移動に便利ですが、混雑時間帯の移動なら歩いたほうが早いかも。
SDXがない深夜の時間帯は、SDXの路線の一部をカバーして走ります、でも、そんな時間にそんな遠方で乗らないよね。
SDXはなが~い連結バス。
朝9時~深夜まで、15分間隔で運行、これはちゃんと来る印象。
ストリップ内では停留所の数が少ないので、長距離移動がメイン。
デュースよりも運行距離が長く、ラスベガス・プレミアムアウトレット・ノース/サウスに行く時などは、このバスしか使えません。
バスのドアに書いてあった路線図。
青の停留所の多い方がデュース、黄土色の方がSDXで、6カ所ほど停留所を共有してることがわかります。
基本ダウンタウンとストリップ間の移動だけなら、多少途中のルートは変わりますが、共有の停留所で待って、来た方に乗るのが吉。
乗り方は、停留所にある券売機であらかじめチケットを買って乗ります。(デュースは車内でも払えるらしい。)
券売機はすべての停留所にあるわけではなく、SDXが停まるバス停と、デュースのみのバス停の一部(地球の歩き方の地図には細かく乗ってました)にしかないらしい。
Touch screen to start.のところをタッチして、あとは指示通りでOK、クレジットで払えました。
1回券ってのがなくて、最短が2時間券かな、ボクは8ドルで24時間券を購入。
裏にリミット(expires)の時間が書いてあります、そう、1日券じゃないんです、あくまで買ってから24時間。
なので、夜、ショーの帰りに乗りたくて買ったら、翌日の夜まで使えるのです、合理的ね。
デュースではこれを乗るときに料金箱みたいなとこにスライドさせて乗ります。
SDXでは後ろからも乗れるのでチェックナシ、無賃乗車してもわかりません。
が、ガイドによるとよく抜き打ちチェックがされるらしいので、ちゃんと買った方が身のためです。
降りる時は日本と同じで、押しボタンでお知らせ。
SDXは車内に電光掲示板もありました。
車内アナウンスも聞き取りやすいし、ウチの近くのどっかの観光都市と違って⁈運転士さんもフレンドリーで親切なので、降車で困ることはないかと。
ダウンタウンの見どころ
一時期はストリップにもってかれてさびれたらしいが、1995年にフリーモントストリート・エクスペリエンスっていう、アーケード型のスクリーンに展開される光のショー目玉として、観光客を呼び戻しにかかったらしい。
ところがこれ、日没後の開催らしく、昼間行っても見られない。
でも、今夜ストリップでショーを見ようとしているボクとしては、夜は行かれない。
なので、しょんぼり覚悟で行きました。
バス停降りてすぐ見えるあの白いのが、もしやアーケード?
はーい、やっぱりしょんぼりしましたねぇ、夜はきれいかもですが、昼間は工事中みたいなアーケード。
普通のアーケードとしては、味もそっけもない骨組みです。
このアーケードを利用するアトラクション、スロットジラってのがこちら。
ケーブルに沿って滑りぬけるアトラクションらしいのですが、やっぱり昼間は休業中。
この柱では、鳥がダイスと戯れていて
このダイスが遠目に見ると躍動感あってすごいなーと思ったら
形も厚みも、かなり計算されてんね。
アーケード部分の端から端まで
西のMain.St.→東のLas Vegas Blvd.までの約640mを歩きました。
西端はオスカーズっていうダイニングとプラザホテル
オスカーズって元市長の名前らしい。
ガイド読んでると、ここ、日本のキャバクラに近いことをレストランでしているという印象を受けるのだが、実際のところはよくわからず。
アーケードに入っていきます
すぐのところにステージもあって
夜はホントに華やかだろうねぇ。
あ、ABCストアだ
靴のABCマートじゃないんです、ここは。
これについては別記事で書きます。
ビニオンズって、50年以上の歴史があるカジノだとか。
ここに現金100万ドルが積まれてるコーナーがあって、フォトサービスがあるというのだが…
これかー、なんか、案外しょぼいな…
1ドル札って日本のお札より小さいしな。
天井からカメラぶら下がってて、照明も当たってて、写真撮れるようになってました。
誰も並んでなかったけど、夜は賑わうのかな。
さらに東に歩くと、フリーモントっていう夜はど派手らしいホテル
向かいにはフォークイーンズっていうホテル
さらに東に行くとまたステージがあって
ディっていうホテル
ここは夜になると美女バーテンダーのバーが出没するらしいのだが、確かにここの前では、超長い脚に網模様の黒いストッキングはいて、バニーちゃんの耳みたいなのつけた美女が、数人何やら仕事してました。
この時期お決まりの、でっかなツリーに
ラスベガスお決まりのお土産屋さん
先ほどのスロットジラのところでアーケードは終わって
その先にハートアタック(心筋梗塞)という名のファーストフード店
要は体に悪い超高カロリーがウリのバーガー屋らしい
最初に体重はかってから入れってことらしいのだが、中が全く見えないでしょ?入る気にならんよね。
ガイドによれば、中のコンセプトは病院らしくて、店員さんも白衣とかだったりするらしいのだが…
脇の黒っぽい窓から中を覗いてみたけど、どう見てもがらがらでした、営業中なんだけど。
いわゆる中心観光ポイントはここでおしまい。
交差点で立ち止まったら、分厚いファイルを持ってる人から、突然声をかけられました、明らかに見た目は日本人です。
英語で、日本人ですか?って聞かれて、イエスっていったら、日本語になりました。
それがね、寄付の依頼だったんす、それも、NPOのなにやら?で来ているとか。
ファイルを開きながら説明された内容が本当なら、寄付してあげたいような話なのですが、うーん、ここ、どこかわかってます?
何でもすぐ信じるボクがですよ、本当にちゃんとした団体?って疑う場所と時間なわけです。
どう考えても、こんなダウンタウンの、いくら有名な観光ポイントだからと言っても真昼間に、普通は日本人なんているわけないでしょ。
ターゲットは日本人じゃないのかもだけど、ちらほら歩いてた人いた中で、ピンポイントでボクに来たよね?
さらに、寄付って言われても、現ナマあんま持ってないよ、こんな場所で、カードとか使えたのだろうか…
さすがのボクも、本音で、大変申し訳ないけど、ちゃんとした団体さんなのか今ここで確認できないのでごめんなさい、ってお断りしました。
そしたら、別に嫌な顔もせず、わかりました、ってあっさり引いて行ったので、きちんとした団体だったのかもしれません。
だけど、あんな場所で、お財布出す気にはなれませんよ…誰が見てるかわかんないもん。
やっぱり治安がすごーくいいとは言えないようなところでした。
さて、ここからバスに乗って帰ってもよかったのですが、近くの市庁舎まで行ってみようかなーって欲を出したせいで、古い地図に騙されてめっちゃ歩くことになりました…
それは次回の記事でブチ切れることにします😆
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