今日突然授業中に、今までもらったギフトについてのエッセイを書くことになって。
理由はいろいろあるらしいのですが、ここでは割愛。
この前5文型の復習(関連記事:
英文法:基本の5文型)して気付いた、第四文型のギブ・ミー・チョコレート文型を思い出したわけです。
で、書き始めて気づいたのですが
My friend gave kitchen tools to me. 私の友人は私にキッチン道具をくれた。
って書きたくなるのです。
だけど、この前の復習だと
My friend gave me kitchen tools.
ってなるはずだよな、ん?どっちでもいいのか?
もしかして、この前割愛したとこ…?
でした、案の定。
第四文型のおさらい
S+V+IO+DO 主語+述語+Indirect Object 間接目的語+Direct Object 直接目的語
「〇〇に××を与える」というように、2つの目的語を必要とするもの。
用いられる動詞は、人に物を与えるという意味を含んでおり、大きくgive型とbuy型に分けられる。
give型動詞の書き換え
S+V+IO+DO(第四文型)
↓
S+V+DO+to+IO(第三文型)
※to+IO部分は修飾語句
つまり、上記の例は、どっちでも正解。
但し、厳密には2つの文の意味は異なる。
(この説明をするのに、meが入るとややこしくなるので、例文を変えます。)
Mike gave Tom a book. マイクは本をトムにあげた。
この場合、話し手の主たる興味は a book なので、何をあげたの?と聞かれたときの答え。
Mike gave a book to Tom. マイクはトムに本をあげた。
話し手の主たる興味は Tom なので、誰にあげたの?と聞かれたときの答え、だそうです。
解説によれば、IO部分の「誰に」が新規の情報である場合には、to+IOとして後に回るのが通例。
ってことは、今日のボクの英作文は、ギフトが何か、が主題だったので、第四文型の IO+DO を使うのが妥当だったのかも。
なお、to を使う理由は IO に向かって、という動作のゴールを示すから。
buy型動詞の書き換え
S+V+IO+DO(第四文型)
↓
S+V+DO+for+IO(第三文型)
※for+IO部分は修飾語句
こちらも、厳密には2つの文の意味は異なる。
Mike bought Tom a book. マイクは本をトムに買ってあげた。
この場合、話し手の主たる興味は a book なので、何を買ってあげたの?と聞かれたときの答え。
Mike gave a book to Tom. マイクはトムに本を買ってあげた。
話し手の主たる興味は Tom なので、誰に買ってあげたの?と聞かれたときの答え。
これもIO部分の「誰のために」が新規の情報である場合には、for+IOとして後に回るのが通例。
なお、for を使う理由は IO のために、という受益者を示すからである。
以上、第四文型→第三文型への書き換え、でした。
なお、すごーく身近な
There is(are)~
It is ~ to ~
は、5文型のどこにも属さない、派生文型らしい。
There is a book on the desk. 机の上に本があります。
基本形は A book is on the desk. (第一文型、実際にはほとんど使わない。)
It is easy to please Tom. トムを喜ばせるのは簡単だ。
基本形は To please Tom is easy. (第二文型、To please Tom = easy)
ということのようです。
やればやるほど、あー自分はこうやって英語につまずいて嫌いになったんだなぁ、としみじみ思います。
これ、絶対喋れるようになんないでしょ?
どんだけ基本をやったって、例外あるしさ…
ティーチャー同士でさえお互いに質問しあってるし、その時は文法的にどうかってより、何回もブツブツつぶやいて、あー多分こっちだって答えを決めてから、それを検証する形で文法を考えているように見えます。
一番最初にボクが習ったティーチャーの口癖は
Why? Yes!!
だったしね(笑)。
英文の大量暗記を推奨している英語勉強法は、やっぱり正しいような気がします。
もし英文法をやり直すなら、上級に片足突っ込んだあたりでいいのではなかろーか。
でもね、だめなんす、性格的に、つまづくと進めないんだよね…
疑問を感じつつも文法の復習はやります、ホントに今セメスター撃沈したので。
あと、明らかに記憶力落ちてきた、昔はかなり頼りになったのに、寂しい限りです😆
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