今セメスターは、2種類のライティング(アカデミック・エッセイ)のクラスを取ってるんだけど、時々課題が出るんだよね。
特にエッセイのクラスの課題が、毎回ボクには難題で。
独創的なティーチャーだからってものあるんだろうけど、なんつーか、自由な発想を求められるものって苦手なんだ…
しかも英語で書かなきゃいけないから、書きたいことほとんど書けないし(笑)。
先日の課題が”Thank you letter”
人生でお世話になった、お礼を言いたい、けど言えなかった人に宛てて、手紙を書きましょうっていう課題。
しかも親族をのぞく誰か、という条件付き。
(という指示だとボクは理解しました、違ってたらすんません。)
例として学校の先生が上がってたので、今までの人生を思い出してみました。
いや、みんなお世話になってるんだけど、手紙のネタになるような人、いるかな。
しかも、卒業の時にお礼のひとつも言うじゃん。
ボク、抱えておけない人だから、感謝したいことはだいたい面と向かって言ってると思う。
うーむ。
ネタになりそうな人として思い浮かんだのは2人。
1人は中学の時の部活の顧問&担任だったこともある先生。
彼は国語の先生だったのもあってか、印象深い言葉がいくつかあります。
「比較するのは、他人とじゃない、過去の自分とだよ。」
これはボクがレギュラーを取れず補欠に甘んじたことに対して、レギュラーと比較して自分を評価するな、と戒めた言葉。
今でこそ、この言葉って啓蒙本でよく見る気がしますが、当時、というか今も、これを自分の言葉として言える人が、どれだけいるかな、と。
「事実を見据える、冷徹な目を。」
ボクの卒業アルバムに、先生が書いてくれた言葉。
今だからわかります、これは、ボクに対してだから言ったんだよね。
今でもボクは、これ、超苦手です、事実と解釈と感情と、いつもごっちゃになってパニックします。
「俺一人で、お前ら全部仲間はずれにしてやる」
もしいじめられたら、仲間はずれにされたら、こう言え、そして、その通り生きろと。
これは、クラス中が凍り付いていた…
でも、人生とはこのくらい厳しいものかもしれないね、こういう生き方をしたいとは、さすがに思わないけど。
さて、この先生に対して書こうと思ったんだけど、この名言がさ~全く英訳できない。
これ書かないとこの先生は始まらないので、ちょっと厳しい。
もう一人は、同じく部活の顧問&担任であった、今度は高校の時の先生。
うん、彼は名言系はないな、地学の先生だったしな(関係あるのか?)、こっちでいこう。
というわけで、こんなの書きました。
Dear teacher K,
I want to say sorry and thank you. When I was a high school student, sometimes we argued aggressively and you scolded me. I wanted to win games as the captain of the soft tennis club. Club members were unique and aggressive so I was irritated every day.I also wanted to change your training plan because our older members lost games early and couldn’t achieve their goal. I didn’t really want to do that plan. I felt I needed to make the new plan because I got to know you didn’t have experience as a soft tennis player.
Now I can understand how you are a good teacher. You changed some parts of your training plan after our argument. You cheered me when I lost the last game. You told other club members to support me. I realized these things, but I couldn’t say thank you because I was too young to say it honestly.
After going to the University, I visited my high school. But you had already retired. I felt sad I couldn’t see you. So now I really want to say I’m sorry and thank you. I appreciate you.
Sincerely,
Koguren
いかがでっか?
行が変わる部分、単語が切れて読みづらくてすんません、ワードだと調整してくれるんだけど。
一応2回直してもらったやつです。
相当直してもらったので、その過程でちょっとニュアンス違ってきちゃったなって箇所もありますけど。
先生にフォーカスしたせいで若干メンバーのことが悪く読める気もしますが、実際はそんなことはなかったよ~
一緒に県立高大会団体戦3位入賞を果たせた仲間たちには、今でもとても感謝しています。
これを書いたのは、ボクが教育実習で再び母校にお世話になった時、彼がすでに定年でいなくて、実際にお礼が言えなかったからです。
それに、ほんとーにメッチャクチャ逆らいました、あれだけひどい態度取って、よく1回しか怒鳴られずに済んだなって感動します(笑)。
ボクの高校時代はとてもすさんでいました…今、人生をどこかの地点からやり直せるとしたら、間違いなくボクは高校時代を選びます。
まぁ、やり直したら今こうしてアメリカに来てなかったかもしれないから、やり直したいと思ってるわけじゃないかもだけど。
teacher Kがこのブログを読んでいることは残念ながらないと思うけど、感謝してるってことが伝わったらいいな、って思って載せました。
そして、人を育て、教育する立場にある、すべての人へ。
超逆ってばっかで、手が付けられない人に関わっている、すべての人へ。
あなたが一生懸命関わった人のうち、誰かはきっと、いつかどこかで、こうやって感謝しています。
それが、直接あなたに届くかどうかは、わからないけれど。
だから、あきらめないで、今日も頑張って。
…ってかさ、そんなこと今更書くならあんなに逆らうなよって?
へい、ごもっとも、だから反省してますよ…マジで、ごめんちゃい😂
人気ブログランキングへ