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相方のアメリカ赴任についてきてしまった、英語力ゼロ、収入ゼロのプー太郎の雑記です。カリフォルニア州サンマテオ郊外の田舎町在住。
by koguren
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アタマの中はイメージ派?ナラティブ派?

ひたすらつぶやきです、最初に断っときます。

頭の中って、常にイメージ?それともナラティブ?

まぁイメージもナラティブも多義的か。
ナラティブって聞きなれないかな、物語とか叙述、って意味。
その時々の感情とか体験とか思考とかが、映像とか画像で浮かんでるか、言語とか言葉で浮かんでるか、というのが近いかな。

友人との話でお互いびっくりこん、だったのですが、どうもボクが英語が全然口から出てこないってのは、この辺りも原因かも、と思ったりして。

ボクはね、ブログ読んでくれてるとお気づきだと思いますが、完全にナラティブ派です。
頭の中に浮かんできた=語られたことを、そのまま文字に落とすとこうなります、まぁ、全部じゃないけどね、多少は思考してる(笑)。

ところがさ、友人は言語なんて浮かばないっていうのさ、絵とか、イメージが浮かぶんだって。
それを一旦言葉に翻訳して、あー、全然翻訳しきれねーって思いながら口に出してんだって。

そんな友人が英語をかじるとどうなるかというと、イメージ→日本語→英語、になるんだって。

それなら口から出てこないのは、ナラティブ派以上じゃないかって?

最初はそうかもね、問題は、少し慣れてきたらどうなるかって話。

イメージ→英語、になるらしい、そんなに英語がエキスパート、とかじゃなくても、very emotional experienceとか意味わかるでしょ?
ボクだったら、すっげー感動的な体験、これって英語でなんて言うんだ、えっと、エモーショナル?とか考えるわけよ、で、言葉が全然出てこない。
でも、友人はその体験の感情が頭に浮かんだら、そっからいきなりvery…って出てくるらしいんだよ、信じられん。

つまり、友人の場合は普段からイメージ→言語、なので、わかった単語の部分から順に、日本語と大差ないタイムラグで言葉が出てくるってことらしい。
イメージ→日本語、か、イメージ→英語、の違いだけだから。

ボクの場合は、原型がナラティブ=日本語即表出、なので、この浮かび上がるナラティブ部分が英語にならない限り、日本語と似たような心的過程で英語が口から出てくるってことはありえない。

ってことは、ナラティブ派の人は、相当程度の基本文なり単語なりが頭に入らない限り、かなりの違和感を持ちながら、つまり慣れてきたな、なんて感覚を微塵も持てないまま話さなきゃならない、ってことなのではと。

もちろん、程度問題だけどね、当然イメージ派の人だって、日本語と同レベルに英語と結びつけるには、ある程度英語のストックが必要だろうから。

と、こう考えてくるとですね、世の中に英語の学習方法がいろいろある理由が見えてくる気がするのです。

特にボクが常々思っていたのが、
英語脳を作れ、英語で考えろ、ってタイプの学習法と
日本人なんだからまずは日本語で考えて訳せばいいんだ、ってタイプの学習法と、果たしてどっちなんだろうということ。

ボクに合うのは後者だろうという結論は出ているのですが
なんでそうなのか、新たな見解を得た気がしたんだよね。

英語脳を作れタイプはイメージ派の人に、日本語から考えろタイプはナラティブ派の人に、それぞれ向いてる勉強法なんじゃないのか、と。
適性処遇交互作用(学習者の適性によって教授方法の効果が異なる)ってやつですよ、心理の人覚えてますか~?あのクロスする折れ線グラフ。

英語に限らず自分に合う勉強法を見つけるのは大切だってことです。

このイメージ派なのか、ナラティブ派なのかってのは、どこで形成されるんだろうね?
生まれつきなのか、育つ過程なのか、まぁ両方だろうけど。

それに、完全に二分されるものでもないとは思うよ、グラデーションというか。
みんな画像で浮かぶんじゃないの?と信じてやまなかった友人や、絵なんて見ないよ、ひたすら心の中で会話してるよ!なボクとかはかなり偏ってると思うけど、その間には、形でもなくことばでもなくもやっとしていて、その時々で表現方法を考えて表出しているという、ボクからしたらたいそうマメな友人もいるわけです。

こうしてみると、おそらくイメージとナラティブだけじゃなくて、音楽とか匂いとか、およそ五感のすべてに、そこが優位に作用している人ってのがいるのかも、とか。
作曲家も、音でしか浮かばない、書いたらこうなる、みたいなところがあるのかなぁ、とか。
友人に作曲家がいないのでわかんないけど。

同じナラティブ表出でも、詩や俳句とかってイメージの世界が大きいよね、きっと。
ボク、全然ダメだもん、読んでもイマイチピンとこない。

ライティングの授業の参考プリントで

First winter rain--
even the monkey
seems to want a raincoat

Translated by Robert Hass

って出て来たの、イメージ浮かぶ?
その前に、これ日本のあるモノの翻訳なんだけど、なにかわかった?

初しぐれ(はつしぐれ)
猿も小蓑を(さるもこみのを)
ほしげ也(ほしげなり)

松尾芭蕉

そう、俳句でした。

やっぱさ、日本の、しかも俳句とかを訳すって無理があるよなぁ、って最初は思ったんだけど、原文読んでもイメージ浮かばないってことに気づいちゃった(笑)。

そしてティーチャーはと言えば、松尾芭蕉は私がとても好きなジャパニーズ俳句マスターだ、と言ってて。
このティーチャーは日本をよく知っている人なので、翻訳の英語からだけじゃない何かをくみ取ってるのだとは思いますが、きっとこの翻訳からでも深く感じ入ることのできる人がいるんだろうなぁと。

尊敬します、ボクにはないもん、その能力、その感性。

結局ですね、持ってる武器で勝負するしかないわけです、他人の武器欲しいけどさ、ネットゲームみたいに戦って奪えるもんじゃないからね…
でも、ボクがいつも自分に自信がないのは、あまりに他人の武器がカッコよく見えるからなんだろうなと思ったり。

でも、いいや、わかった、日本語で考えてから訳せ、って言ってる勉強法と、とにかく単語と英文は大量丸暗記が基本だ、って主張してる勉強法は、自分には合うらしいってことは再確認できた。
だいぶ話戻ったけど(笑)。

さ、後はやるだけなりよ、だけど、丸暗記ってさー、つまんなーい。
脳ミソにペタって貼れたらいいのにね、誰か開発してくれないかなぁ😆


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by koguren | 2016-10-14 12:45