
リーディングの教材で出てきた自由の女神の説明文。
ここだけは行っておきたいと思っていた割には、なーんも知らなかった自分にびっくり。
とりあえず、Statue of Liberty 自由の像、なんだね、女神とはよく訳したもんで。
フランスからのプレゼントなんだって(そのくらい知っとけやって?!)、友情の印。
像の中には354ステップ、階段があるんだね、そして王冠には25の窓、25は地球の自然のミネラルを表わしているのだそうな。
そして、女神はリバティ島にいるので、事前にフェリーのチケット買わなきゃだめよって。
ほんとーになんも知りませんでした…ニューヨークに行けば、すぐみられるわけじゃないのね(笑)
で、そんなボクでしたが、このたび念願かなって会ってきました女神さま。
最寄りの地下鉄の駅から歩くこと数分。

お、いきなり女神一色。
チケット売り場はこちら。
事前にネットで買っておいて、ここで受け取りました。
王冠部分に上るチケットは3か月先まで取れなかったので、台座部分まで上れるチケットとフェリーのセット券です。
フェリーだけなら当日行っても買えそうな感じでした(ただし平日金曜日の午前10時ころの話。)
そして、セキュリティーチェック

この建物の中で、空港並みのセキュリティーチェックが行われます。
ちなみに、ニューヨークは美術館にしても教会にしても、程度の差はありますがセキュリティーチェックはついて回ります。

お、一本前のフェリーが出ましたよ。

ぐるっと回りながら島を目指す感じだね、まっすぐ行ったらおもしろくないもんね。
フェリーは何便も出ているので、比較的すぐ次の出発となりました。
水上から見る景色は

こんな感じ。そう、みんなが同じ方を向いて、強風の中スマホで記念撮影。
もうお気づきだと思いますが、この日曇りでした、寒いよ~。
雨が降らなかったのでヨシとしましょう。
いよいよ近づいてきましたよ。

正面に回って、んー目が合った感じ?!

反対側へ回って上陸です。

上陸したらとりあえず中に入るべく、女神さまの背後へ回ります。

中へ入って、噂の階段を息を切らして上って、台座部分に出て、さあ正面真下から女神さまを拝むぞー

あ、顔見えないじゃん…そっかー、服より顔が前に出てるわけないか。
まだ左手側のアングルの方がおもしろい?

上見すぎて首が痛いよ。
遠くの眺めは抜群でした。

背中側からもいい眺め。

このリバティ島には、女神さまのことを詳しく紹介した美術館があります。
日本語のオーディオガイドもチケットに含まれていたので、借りて聞きながら回りました。
入口では女神さまがお出迎え。

結構なデカさにビビります、完全なる再現らしい。
見ようによってはどんな表情にも見えるところが、ボクにはモナリザを連想させました。
ちなみにモデルは、デザインした人の母親である

この方だという説があるそうです。
ご自身の目で見比べてみてください、とオーディオガイドが言ってました。
女神像がフランスから贈られたのは、単なる友好の印ではなく、当時ナポレオンの支配下にあったフランス人自身の、ナポレオンへの抵抗の意味があったとか、いろんな裏話を解説してました。
で、女神さまはパリの方を向いているらしい、ナポレオンに対して、お前が奪った自由はここに来たり!って感じなのだとか。
はー、政治とはいろいろありますのぉ。
デザインもいろんな案があったらしく

何を持たせるかとか、どっちの手が上かとか、いろいろ考えたんだろうね。
像の作り方の紹介や再現ビデオなども見ることができます。

同じ作り方で再現した足の部分、ここだけだと、仏像だって言われてもわかんないかも。
びっくりしたのが、像の中の構造はあのエッフェル塔をデザインしたエッフェルさん(エッフェルが人名だってことも初めて知ったのだが)の設計によるものなんだって。


エッフェルさんはもともと橋の設計を得意としていたらしい。
言われてみれば、つり橋の構造かもね。
台座部分のデザインを選定するのも一苦労だったとか。

台座は上の女神さまを引き立てるものなので、台座に目がいってはいけない。
だけど人の目に留まらないようなデザインを考えるというのは、とーっても難しいことなのだとか。
なるほどなーって後から思ったのは、ニューヨークの至るところで女神さまのミニチュアを見かけるんだけど、台座部分がついていると一気に本物っぽくなるんだよね。
台座ってすごく意味あるんだなって思った。
大志を抱け?!

女神さまはあらゆる宣伝やらに使われつつ今日に至るってことでした。
入口にあったこれ、最初何かわかってなかったけど、帰るときになってわかりました。

女神さまが右手に持ってるやつの先っぽね、こんな形なんだ。
も一度正面から、ちゃんと撮っとこ。

リバティ島からまたフェリーに乗って、せっかくなのでエリス島にもよってきました。
ここは移民が入ってくるときの玄関口だったそうで、移民博物館が開設されています。

実際にこの場所で面接したり調査したりしたようです。

ボク的に面白かったのはこのコーナー。

いわゆる知能検査みたいな感じです。

こんなのやってたんだね。

ハッピーな表情を4つ選んでください。
民族を超えて、表情の持つ意味には一貫性があるってことがよくわかるテストです。
お次はこれ。

1と同じなのはどれですか?ってテストだと思われます。
1,3,4はいいとして、2はBなのかな?
ひっかけ問題?とか考えるボクがひねくれぼーすぎるんだろうな。
展示はかなりボリュームがありましたが、時間が押していたのでざっと見て回ってフェリーに乗りました。

上陸の時にめっちゃ揺れてどーなるかと思いましたが、無事到着。

行きも思ったけど、なんだろな、これ。
結構大きな作品でした。
というわけで、自由の女神、いかがでしたでしょうか。
ボクの感想をぶっちゃけてしまうと、教科書の写真のまんまじゃん!って感じ。
そりゃそーだ、写真と違ったら大変だ(笑)
ま、でも、美術館はおもしろかったし、やっぱり1回は来ないとね、1回でいいけどね😆
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