ラスベガスダウンタウンの観光ポイント、フリーモントストリート・エクスペリエンスのアーケードを抜けて、1ブロックくらいまでは、まだ観光地感が残ります。
巨大なビール
コンセプトがよくわからないハイヒール
自転車停め?乗ってる人見ないけど…
壁画みたいなのもちょいちょいあって
でも、ストリップの賑わいからすると雲泥の差。
歩いてて楽しい感じのとこではありません。
せっかくなので、国家歴史登録材に登録されている、開業当時の建物で営業しているホテルエルコルテスへ。
地図を見ると、アーケードの端から2ブロック東に行ったところですが、入口はそこから1ブロック北に行ったところで見つかりました。
確かに、趣あるかも
中に入ったら
クラッシックカー!テスラじゃないんだ(笑)、さすが。
ただ、カジノエリアは特に他と違うこともなく、ちょっと薄暗いホテルだなぁという以上のことは感じられませんでした。
ここから西のアーケード方向に2ブロック戻って、もう1ブロックほど北に行ったところがラスベガス市庁舎のはず。
あの半円みたいな、不思議な形の建物だ、近くにセブンイレブンもあるんだ。
近づいてみると
おっきいね、どこが入り口?半円に沿って回ってみると
うーん、こっちが表ってわけでもなさそう、道を隔てて建物とつながってるね
この右側の建物は全部立体駐車場でした、なんか茨城県庁を思い出すな…
ここにもちょっとした壁画が
だけど入り口はなさそう。
結局もう一度半円に沿って戻って、さらに北に行って、建物の陰になった部分が入り口でした。
ツリーがいっぱい、洒落てんね。
中に入ってみようと思って歩き始めたら、今度は警備員に呼び止められました、どこ行くの?IDは?って。
え?ここ市庁舎でしょ?一般市民来るでしょ?
と思って、市庁舎ってなんていうんだ…? city publicうーんと、えーっと…
と口ごもったら、向こうが気付いてくれました。
あ~city hall に行きたいのかい?6年前にムーブしたから、いまはここビジネスの建物だよ!
なにぃ‼6年前だとぉ?
2年前のガイドとはいえ、どんだけ地図古いんだよ(怒)。
その警備員さんがスマホで、市庁舎の位置を見せてくれました。
まっすぐ西に進んで、ちょうどアーケードの西端だったMain.St.で左折して南下して、アーケードも通り越してさらに南に行ったところじゃん…
ってか、最初からボクもスマホの地図見りゃよかったのか。
それにしても遠いな…
バスも走ってるみたいですが、そんな細かいダウンタウン内のバスの情報まで持ってないので、ここは歩いたほうが早そう。
気温的にはちょうどよかったので(ダウンコート着用の上で)、歩いてみることにしました。
Stewart Avenueを西に進むとMob博物館が見えてきました。
アメリカのマフィア史の博物館なんだって。
見てみようかなとも思ってましたが、今はそれどころじゃない(笑)。
タクシー乗りてーな。
去年観たシルクドソレイユのショー、ミスティアの宣伝タクシー。
誘惑に負けずまっすぐ歩いて
メインストリート・ステーションってホテルで行き止まり。
ここはエコノミーホテルの分類だけど、インテリアにアンティークが使われていて評判がいいとか。
車がないと泊まれない立地だけど。
ここを左折してさらに南下。
この辺りはまだ、時々観光客とか、ビジネスの人っぽいスーツの人とか歩いてます。
そして、フレモントストリートまで戻ってきて、そこを超えて1ブロックほど行った時のことです。
ん?なんだろうこの感じ、あんまり歩かない方がいい気がする…
突然空気感が変わりました、うまく説明できないけど。
現象でいうと、歩いていた観光客が消えて、たまにいる人は、清掃作業をしていたり、観光客ではない雰囲気にナップサックで足早に歩いて行ったり。
極めつけは道端で物乞いをしている人の格好。
フレモントストリート辺りまでは、それらの人々の格好は割と普通でした、家はどこかにあって、物乞いに来てるのかな、みたいな。
ところが、ここまでくると格好的には完全にホームレス、さらに、酔ってるのか薬なのか、ふらふらしてる人もいました。
実は1ブロックまでは強行突破しましたが、次のブロックにさらなる姿を見た時、あーこれはヤバいな、と思いました。
行ったら同じ道を帰ってこなきゃいけない、そこまでして見に行くような場所ではありません。
ここまで歩いて残念だったけど、あきらめて引き返しました。
ここはアメリカなんだなぁと実感、そして、ラスベガスもダウンタウンの辺りは治安が落ちる、というのも体感。
結局フレモントストリートまで戻ってきて、もう疲れたのでバスでストリップに戻ることにしました。
2階建てバスのデュースの2階に上がると
最前列が空いてました、目の前の光景。
2時半頃でしたが、太陽が既に低めですごい眩しかったので、窓枠の陰に隠れながら乗りました。
工事中みたいだけど、趣のある建物。
さっき引き返した地点から少し南下した辺り。
人っこどころか車っこ一台いません。
もう少し南下すると、もうそこはストリップ北と言われる繁華街エリアの北端で、目印のストラスフィアタワーが見えてきます。
ガイドによれば、このタワーより北、つまり今バスが走っている辺りは歩かないように、って書いてあります。
さらに南下して、夜はど派手だろうと思わせるテーマホテル、サーカス・サーカス。
比較的最近改装を終えているので中はきれいらしく、子供向けの無料サーカスがあったり、カジノが安かったりと、エコノミーに遊ぶにはいいホテルらしい。
さらに南下して、なんか通りから少し離れた場所にそびえたつビルを発見
あーれーはーもーしーやー
トランプタワー、でした。
というか、正確には、トランプ・インターナショナル・ホテル、らしい。
ちょっと大通りから離れているのだが、ロビーは金ぴかなのだとか、行ってみてーな。
ここは普通のホテルと違って、オーナーが所有しているコンドミニアムタイプ。
とはいえ居住しているオーナーは皆無らしく、実際にはいつも貸し出していてホテルのように使用できるとか。
すぐ南がファッションショーモールで、ここからはストリップの中心に突入です。
ここまでバスで40分弱でした(渋滞ほぼナシで)。
ダウンタウンの旅行記はここまで。
まとめると、ボクのダウンタウンのおススメは、夜、バスかタクシーで行って、光のショーを見て、なんならスロットジラにでも乗って、さくっと帰ってくる、です。
ボクには、それ以上掘って面白いところだとは感じられませんでした。
まぁマフィアの博物館も、ネオンの博物館も、エルビスプレスリーの遺品を集めた博物館とやらも行っていないし、ストリップとは違うあの独特の雰囲気が好きだという人もいるとは思うけど。
このあとさらにストリップを突っ切って、南の屋外型ショッピングモール、タウンスクエアに向かうことにしまふ🙂
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