この時期になると登場する巨大ドラム缶。
ここにフードを donate 寄付してねっていう缶です。
アダルトスクールにはトラックで大量に缶が運び込まれ、
サンクスギビングが終わると回収されるみたいで姿を消します。
スーパーの入り口とかにもよく置いてあります。
いろんな理由でまだ食べられるのに捨てられてしまう食料をうまく回しましょう、ってのが発端だったという話も聞きますが、結構みんな寄付するために買ったりもしてるみたい。
というのも、寄付できるフードの条件っていうのがあって、単純にウチで眠っているのを回すって訳にも行かなくて。
例えば、当然のことながら生ものは禁止、缶詰もできれば缶切り不要のモノ、瓶物は割れるので不可、チップスやコーラなどのジャンクフードはやめてね、とか。
プルトップで開けられる缶詰やクラッカーなどのジャンクじゃないスナック、乾物系、フルーツジュース等がウェルカムされます。
去年は缶詰にしたんだけど重かったので、今年は乾物系を寄付させてもらいました。
セカンドハーベスト(第二の収穫)っていうNPOのようなところが、食料が足りていない人のところに届けるようです。
ボランティアの募集もよく見かける組織で、最近は日本でもその名前を聞くようになりました。
アメリカはボランティア大国だって聞いたのですが、確かにボランティアや寄付は日本より身近に感じるような気がします。
このアダルトスクールでのフードドネートや寄付金箱の設置、回収、趣旨説明など、隣のサンマテオハイスクールの生徒たちが来てやっています。
そう、この時思ったんだよね、この高校生たちプレゼンうめーなって。
なんか鍛えられ方が違う気がした、日本と。
大学入試も日本みたいに勉強で評価されるのではなく、こういったボランティア経験などが条件に課されているところもあるそうで、高校生でも当たり前にやっているらしいのです。
で、こーゆーとこだけを取り上げて、日本の大学入試も多角的評価をすべきだとか何とかいう話が出てくるんだなぁと。
そのこと自体は悪いことじゃないけど、もっとトータルで見ないとダメなんじゃない?とは思う。
今の日本の大学教育のシステムをそのままに、こんな入試を取り入れたら、学力崩壊すると思うで。
あ、また脱線した、話をアメリカに戻します。
こっちでドライブしてると、信号で止まった時などに中央分離帯のところで、ホームレス?と思しき人が、寄付をお願いする文言を書いたダンボールを持って立っていたりします。
これがヒッチハイカーの時もあるんだけど。
時々窓を開けて、お札を手渡しているドライバーを見ます。
その金額と頻度から察するに、確かに1日ずっと立っていれば、何とか暮らせる額がたまるのではないかという印象です。
あと、WEHOLE FOODSホールフーズなどで買い物して、買い物袋いらないっていうと、その袋の分、寄付しますか?って聞かれます。
そういえば、今日は何ドル寄付しますか?って金額聞かれました、サンクスギビングだから?
前は袋の値段だけ自動的に寄付に回ってた気がするんだけど。
ただこれ、毎回聞かれるので、ボクみたいにスーパー通いが趣味でやたら頻度高く行く人には、なんだか悩んでしまう一幕。
大した金額じゃないのにNoっていう自分になんとなく気が引けるような、だけど自分に稼ぎもないのに毎日毎日寄付する必要もないよねぇ、チリも積もればなんとやらだし、とか。
みんなどうしてるんだろう…?
よく聞いてると、イエスもノーも、普通に聞くような気もするけど。
一回だけ、うーんって上を見て悩んでから、イィ…エスって答えてたお兄さんに、深く賛同しました、今何考えてたのって聞きたかった(笑)。
まぁ自分の気持ちだから、悩んでまでするもんでもないよな…いいことあった日はするとか、決めればいいのかなぁ。
←その基準自体があいまいだっ!
とかうじゃうじゃ人が悩んでるっつーのに、サンクスギビングだからって、誰かさんが目の前でつまみ開けて飲み始めてんだけど。
なんでメシの前から飲んでんだよっ(怒)、ここ片づけるから、ちょっと待てっ😝
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