サンフランシスコのミッション・ディストリクトって、いわゆる沿岸部の観光地じゃない、すごく個性的なところ。
観光地周辺より若干治安が落ちるって話もあって、なかなか行く機会もなかった、というか単にサボっていただけなのだが、前に日本から来てくれた友人が行きたい!ってことで、いいチャンスとばかりに便乗。
そう、サンフランシスコって、何も橋だけじゃないのです。
でも、ガイドに載っているとはいえ、短期滞在だとなかなかここまでは行ききれないかも、どうしても、橋は見たいもんね(笑)。
BIRTバートって電車の16th St.で降りて少し歩いて、Valencia St.バレンシアストリートという、お洒落なお店が集まる通りを目指します。
この駅の周辺が、特に治安がイマイチ、って書いてあったけど、確かにいい雰囲気ではなかった。
でっかなごみバケツをけとばされて、ごみが行く手に散乱してたし。
犯罪に遭うって感じじゃないけど、慣れない人は時間帯は選んだほうがいいかも。
お昼過ぎくらいの方が、人出が多くていいかな。
バレンシアストリートで、日本にも進出したっていう、ダンデライオンってチョコレートショップを探します。
あ、あった。
華美な包装ではなく、オーガニックな雰囲気が漂う、高級チョコがずらり。
イベントや教室もやってるんだね、これは日本でもそうらしい。
板チョコが1枚8ドルでした、さて、日本じゃいくらで売ってんでしょう…
ここ、出川哲郎が、初めてのおつかいサンフランシスコ編って番組企画で、どーにかこーにかたどり着いたという伝説の?チョコレートショップ。
そう、この出川哲郎の初めてのおつかい、クラスメートが教えてくれて初めて知ったんだけど、久々にお腹痛くなるほど笑った、あれはすごい。
賛否両論あるみたいですが、ボクは大好きです、自分にないパワーだし。
ご興味ある方はYou Tubeでどうぞ。
さて、話は戻って、この地区は壁画アートが有名らしく、ってこの時初めて知ったんだけど、行ったらホントすごい。
町全体にちょいちょいあるけど、特にSycamore St.シカモアストリートという小道
ここが集中砲火になってて
こんな風に。
近くで見ると、圧巻、ヒジョーにリアルな絵から
なんだか楽しそうな絵
左下の女の人の額をよく見ると
こんなの利用しちゃってるのね。
ってか、何でも利用するんだ。
電柱アート。
これはさすがに…
作ったんだよね、馬の形のふくらみなんてないよな。
空中浮揚の靴。
なんかさ、どっかのスポーツ用品店でも、空中浮揚してる靴見たよ、定番なの?
地面もキャンバスだよ
なんか踏んだら悪いみたい。
ゲルニカ?
だよね、これ、モチーフは。
なんかこの絵、すごくボクの目を引く。
ちょっと奥まってるんだけど、なんか呼ばれる。
映画の宣伝みたい。
と思ったら、ジブリ?!
銭湯みーっけ。
これはちょっとびっくり、雰囲気違ったもん。
こんなのも
ちょうどそんな事件でデモとか起こっていた頃でした、ので、この壁画たちって定期的?かどうかは別にして、そこそこ書き直されてるってことだよね。
よく見ると、そんなに長い期間風雨にさらされました、って感じではなかった。
日本もさ、落書き消すのもいいけど、こういう場所作っちゃえばいいんだよね、フロイトでいう昇華させる場所を。
ってか、あるのかな、ボクが知らないだけかも。
この通りを抜けて、Valencia St.バレンシアストリートの東側、Mission St.ミッションストリートに出ると、高級感も不思議感もなんもない、普通のストリートになります。
アメ横か?ここは。
小さなスーパーがあったりと、地元の民の生活を垣間見られますが、お洒落なお店を探すなら、バレンシアストリートや、そこより西のGuerrero St.グエレロストリート辺りがおススメです。
看板からしてお洒落だし
店内も、アーティストでしょ。
但しお土産となると、何がサンフランシスコか全くわからない(笑)、という残念なことになりかねないのでご注意を。
まぁチョコだって、なにがアメリカかわからんと言われりゃそーなのだが…
まだ日本に進出していないというRitual Coffee Roastersリチュアル・コーヒー・ロースターズ
ちょっと時間が中途半端だったので、覗くだけ。
こんなの見つけたよ。
上のドリッパーの中を見たら
真ん中に1個だけ穴開いてんの、初めて見た。
下にフィルターもあったんだけど
同じ形、しかも、日本語…?見たことある?こんなの日本で。
今度来た時はここで一服しよ。
さて、小腹満たしに、これまた有名というTartine Bakeryタルティーン・ベーカリーへ。
外から見てもよくわからないのですが、昼過ぎだと行列してるのですぐわかりました。
なんかどれもおいしそうだな。
今回はパンプディングにしてみました。
結構汁気が多いのに、紙のボックスに入れられてびっくり。
でも、ちゃんと持ち帰り用にできてるので、シロップが漏れては来ませんでした、気持ちの問題だね。
店内で食べるならボウルに入れてくれますが、いっぱいだったので外のベンチで食べました。
これ、プディングがたまごたまごしくて(ってか、表現できーへんの、すまんです)、要はふんわりオムレツの中身がちょっと甘くなってる感じ、で、出来立てみたくあったかくて、プラムとブラックベリーの酸味がたまらない。
そして、中には甘い汁をたーっぷりすったパン。
バランスが完璧とはまさにこのことなり。
これは美味しかったね~また食べたい。
さて、この後も街をプラプラして、こちらのカフェで一服。
Four Brrel Coffeeフォー・バレル・コーヒー。
ガイドによれば、さっき出て来たリチュアル・コーヒーの共同経営者が独立して作ったんだって、なにがあったのだ…
店内が、工場そのままって感じ
こういうのを見ると、オーガニックな感じがするのは、ボクのステレオタイプなのだろうか。
とりあえず、本日のコーヒー的な一般的なのをオーダー。
備品というか、お洒落だよね
だいたい、スプーンなんてないよ、使い捨ての安っぽい、そう、日本で見かけるのよりはるかに安っぽい感じの木の棒が置いてあるだけだもん、スタバとか。
お味の方はやや酸味が強いな、って印象のコーヒーでした、ボクの中ではキリマンジャロに近いイメージ。
友人のはカフェオレだったかな、さすがアート
これも飲んでみたいね。
さて、そろそろ中心街に戻るとしますか。
バス停を探しますが…どこ?
いつもながらボクはこの手の見つけるの苦手です、友人が見つけてくれました。
これですよ、これ。
バス停らしい停留所やベンチがあるのは中心街だけで、外れると電柱に書いてあったり、歩道に色がついてたりするだけだよとは聞いてましたが、わかるかよっ、こんなの。
14番と49番のバスが停まる停留所です。
そう、中心街から来るなら、バスって手もあるんだよね、バートじゃなくて。
今回はボクが家からだったから、行きはバートにしてもらっちゃったけど。
いやー、楽しかったね、自分じゃ何も調べなかったけどね(笑)、感謝感謝。
一日過ごすつもりじゃなかったのに、気づいたら夕方でした。
ちなみに参考ガイドブックは、地球の歩き方、サンフランシスコとシリコンバレー編です。
アメリカ西海岸編だと、こんなに詳しくないかも。
この地区はレストランやカフェも多く、教会や公園があったり、ゲイコミュニティで有名なカストロストリートもあったりと、見どころ満載らしい。
絶対また行こう!と思ってから、さぼりーなので行ってませんけど、やっぱまた行こっと😊
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