さてさて、いよいよリーディングの巻。
先日予約しておいた、ボディブリス・ファクトリーダイレクトで、チャンダ・シュミットさんのジェムストーン・オラクル・リーディングを受けます。
とりあえず、どっちから受ける?
まぁどっちでもいいけど…
友人から受けることになりました、確か予約表には友人の名前が先に記載されてたと思うし、普段の感じからも、その順番な気がする。
友人がリーディングを受けている間に、翌日の空港に行くシャトルバス運転手から、時間の確認の電話がかかってきました、出られてよかった。
翌日は1時半~45分の間にホテルに迎えに来るとのこと、ホントに終わりなんだねぇ。
5分前くらいにお店に行って待ってたら、しばらくして友人が出てきました。
なんか、はにかんだような、照れくさそうな笑顔してるように、ボクには見えました。
何言われたのかなぁ…
超ドキドキしてきた。
いよいよボクの番です。
レジ横のドアから、店内の奥に入ります。
奥はいくつか部屋があって、ベットやチェアみたいなのもありました、そういえば、マッサージやトリートメントも受けられるお店って書いてあったっけ。
突き当たりの、テーブルと椅子がある、比較的明るい部屋に通されました。
向かい合って座ってみると、チャンダさんは暖かい笑顔で、第一印象の厳しそうな印象とは違って見えました。
逆に通訳さんは、店で見た時よりマジ顔に見えました、真剣だ…みたいな。
最初に…なんだっけ、なんか聞かれたんだっけな、いや、説明だったかな…
既に覚えていない…
そう、リーディング的なのは初めて受けるのかってのは聞かれたな。
あーやっぱそこ聞くんだ、って思ったから、よく覚えてる。
あと、家族のこととか、現在の状況とか、簡単に聞かれたかな。
相方との関係を聞かれたときは、なんだか答えに詰まっちゃったね、まあまあですって通訳さん困るよなとか(笑)。
アメリカ人だったら、愛していてハッピーよ、とか普通に答えるんだろうか…
それで、こっちからの質問ね、気がかりなことや、何か聞きたいことがあるかっていう、さんざん悩んだあの質問です。
ひとつめは、迷ったものの当初の予定通り聞きました。
欲しいもの、というか、まぁ授かりたいんですけど、いろいろ厳しいんですけど、どうですかね。
ふたつめは、当初は、日本に帰った後仕事どうかなとか、アメリカ生活が今後どうなるのかなとか、いろいろ候補はあったはずなのに、自分でも質問の形では考えていなかった、普段の思いを口にしていました。
ボクはいつも自分に自信がないし、どこに行っても居場所がないし、ずっとそういう気持ちを抱えているけど、その気持ちとどう向き合ったらいいか、どう扱ったらいいのかな…みたいな。
自分で言った瞬間、あ~通訳頼んどいてよかったって思いました(笑)。
居場所がないってなんて言うんだ?no space??
だいたい、そういう感覚って通じるのかな、アメリカ人陽気な人ばっかだし、って、まぁ影の部分が見えてないだけだろうけど。
通訳さんは、上手に訳してました、隣で聞いてた時はな~るね、と思ったけど、忘れました(爆)。
この後少し話をする中で、チャンダさんから、いずれまた仕事をするのですね、でも、日本に帰るまでの期間にいろいろなことが起こります、状況は変わります、だから、今日は仕事の話をするのはやめましょう、って言われて。
ん~そんなにいろいろ起こるのか…
いや、待てよ、ボク、仕事の話は聞きたい候補にはあったけど、今日この部屋に入ってきてから、仕事が気になるということは一言も言っていないはず、なのに、なぜ?
なんかほのめかすようなことを言ったのか、態度に出たのか、読まれたのか、定かではありません。
その後、手相を少し見せたんだっけ。
そしてカードの束を渡されて、自分できって、それを目の前に伏せて並べられて、3枚引きました。
ガイドによれば、これがパワーストーンのオラクルカードなるものだったらしい。
1枚目は中央、2枚目は自分の左手側、3枚目は右手側に、伏せたまま置きました。
さて、いよいよリーディング本番、です、ボク的には。
1枚目のカードが表に向けられたら、真ん中に地球の絵、その地球に立つ複数の白い人型が描かれていました。
「あなたの居場所は、この地球上に、必ずあります」
えーーー、そう来ちゃうの?マジで??でも、このカード引いたのボクなんだよなぁ…
なんかやられたような気分になりました、この期に及んでひねくれぼ~。
あなたが自分で思っている自分は、本当のあなたの姿ではない。
幼いころから吹き込まれてきたことや日本の伝統的な価値観、あなた自身が自分にこうだと語りかけて決めているもの。
と、繰り返し言われました、まぁ、その手の話は聞くの初めてじゃないけど…
でも、本で読むのと、目の前で見せつけられるのとじゃ、なんか違うね。
周りの人から見られているあなたと、自分で思うあなたの間にも、違いがあるんじゃないか、ってなことも言われたのかな、確かに、自己評価と他己評価がずれてることはよくあるかも、って答えたので。
でも、べつにそんなの、みんなある程度そうじゃん?って思いもありました。
カウンセリングや社会心理学で、この手の議論は散々出てきてると思うんだけど。
2枚目は、夕焼け?みたいな背景に、建物、そして左上方に鳥が飛んでいました。
「この鳥が、望むものを運んできます、あなたの人生はperfectです、あなたはgeniusです」
え…トリ…なの、よりによって、やっぱビンゴ?
いーやいやいや、ちょっと待て、perfectって言ったよな、それはない、ないよ、あり得ない、人間だもん。
ってか、geniusって、ボクが意味間違えて覚えてんのかな…って思ったけど、通訳さんの話を聞く限り、そんなこともないらしい。
もう頭の中は、絶対あり得ない!!!のオンパレード。
某アニメで主人公の小野寺が「これは恋じゃない、恋じゃない、絶対恋とは認めなーーーい!!」って叫んでるシーンが、目の前で起こってるようでした、これはtrueじゃない、trueじゃない、絶対trueとは認めなーーーい!!!、みたいな。
さらに「あなたは人をhappyにする力を持っています」って言われました。
うーんうーん、だんだん悩んできました。
この人は、ボクが友人と、ワイルドフラワー・ブレッドカンパニーでまったりご飯食べながら語っていた話を聞いていたのか?
「ボクは、人が喜ぶ姿が見たくて、そのために何かをするのが好きだ」って、あの話。
まさか蒸し返されるとは思いませんでした…
そんなボクのぐっちゃぐちゃな気持ちを読まれたのか、ここまで聞いて、どう思いますか、って聞かれちゃいました。
どうもこうも、ね。
信じたい気持ち半分、それはないだろうって気持ち半分、って答えました。
まぁ正確には、信じたいけどあり得ません、って言いたいとこだったけど、それじゃリーディング受けた意味がないので、ここはちょっと大人しめに。
3枚目のカード。
髪の長い女の子が座って手を伸ばしている後ろ姿で、その手の先にハートが描かれていました。
「あなたが、幸せを感じている未来が見えます。not think just feel、ただ、感じてください。」
なんか、完全にノックアウトされた気分でした。
今まで、このセッションの中で、ひったすらひたすら頭で考えまくってきました、そんなのあり得ない、聞き間違えた?、あの時のあの場面と被るな、そんな理屈はあちこちで聞いたことあるetc…
ぶっちゃけ、商売うまいな、とさえ思ってました。
その気持ちを見透かしたかのように、私はあなたにここで気持ちよくなって帰ってもらおうと思って言っているのではありません、私が嘘をついたりしないことは、この通訳の方もずっと一緒にやってきて知ってるはずですよ、と諭されてしまいました。
この部屋に入ってきた時よりも、ずっといい顔をしています、と。
って、そりゃ最初は緊張してたけど、慣れるわな…って、すでに、考えてるよね、突っ込んでるよね、クセなんだよ、ひねくれぼ~。
はぁ、ただ、感じるか…
それがボクには一番むずかしいっつーの。
だから芸術療法系がことごとくダメだったんだよね、言語に落としてくれるモノならまだ受け入れられたけど、ただ感じてください系のイメージ療法とかは、ワークショップで散々な目にあいました。
この後、今のボクにおススメのパワーストーン、2枚目のカードで出て来た石の説明と、ホルモンバランスを整えるというブレスレットも紹介されました。
それと、ボクの場合は簡単なワークを課されました、まぁ、思考の呪縛が相当固いとみられたんでしょうね。
これは、毎日感謝していることを5つ書きなさい、そして、3か月続けなさい、というもの。
手法としては目新しいものではなく、今まで何度も啓蒙本で見てきた類のものですが、実際やったことなかったな、ってことに気付いて、つくづく頭でっかちだなぁと再認識する始末。
そして、今どう感じてますか、って聞かれました。
信じます、信じられないけど…
トリが運んできてくれることも、欠けたるものナシな人生であることも、いずれhappyを感じられる日が来ることも、まぁ、騙されたと思って信じてみるか、減るもんじゃなし、みたいな感じが一番近かったかもしれません。
ただ、genius、これだけはすんごぉく引っかかりました、それだけはあり得ない、信じる信じないの問題じゃない、ボクの今までのへっぽこ人生からgeniusじゃない証拠はそろってるという確信がありました。
部屋を出てお店に戻ると、ちょうど友人が外から戻ってきたところでした。
その友人に向かって、チャンダさんがニコニコしながら一言
「She is genius.」
………よりによって、よりによってその一言を、友人に授けるかっ!?
もう、なんというか、怒る元気もないような気分でした。
信じられないけど、信じるしかないと思いました、あまりにも、全部読まれすぎている…
友人とボクとの関係性も読まれたとしか思えない一言でした。
冷静に分解すれば、バイアスとか選択的注意とか、それこそマインドコントロールの理論とか、いろんなモノを駆使すれば、信じられない根拠のレポート1本くらいかけるような気はします。
だけど、気持ちは…というと、なんかちょっと暖かいものに包まれたような気がする、いい顔になっていたのはホントなんでしょう。
もういいじゃん、別に信じたらこの後何百万も請求される詐欺じゃあるまいし、信じられんって連呼しなくてもいいじゃん、あ、言い聞かせをやめろって言ってたな…みたいに思ってる自分もいました。
後から友人と話して、大笑いでした。
友人は、何となく自分でわかっていたことを、ずばずば言語化されたような感じだったらしく、なんとも言えないヒット感?でぼわーっと涙が出たらしい。
あと、自分の状況を説明するのに、ボクをちょっと引用?して対比したりもしたそうな。
そんな友人のセッションの後に、ボクが入っていって、冒頭の質問をしたから、もうあちらの2人は内心大爆笑だったんじゃねーの、って感じでした。
完全にストーリーがつながったと思われ、当然ボクらの関係性も、手に取るようにわかったものと思われます。
別れ際にチャンダさんが、あなたたち2人に会えて楽しかった、みたいに言ってくれたのは、まんざらリップサービスでもなかったような気も。
こちらこそ、本当に、リーディングしていただいてよかったです、ありがとうございました。
友人と振り返ってわかったことは、とりあえず全員に同じことは言っていない、ということ(笑)。
偶然に引いたカードですが、ばっちり当てはまっていたことは認めざるを得ません。
友人のセッションがボクに行われたら、ちょっとずれていたと感じたと思います。
あと、2枚目のカードに紐づいてるパワーストーンを勧められました、それが鍵なのかな。
ボクのはこれ。
調和を助ける石、と言われました。
ボクは他にブレスレットを勧められました。
ちなみに、友人はネックレスを勧められたようです。
チャンダさんが日本の文化や状況をよく知っていて、その点を踏まえて出てくる部分もあってわかりやすかった、というのもありました。
友人はワークの課題はないようですが、日々の行動についてのアドバイス等あったようです。
通訳については、ボクは依頼してよかったと思いました。
チャンダさんの英語はかなりわかりやすいので、ボクでもあらすじはわかりました。
ただ、訳してもらうと、やっぱりすっきりします、推測に余分な力を使わなくていいし。
とはいえ印象に残るのは英語の単語そのままだったりするので、通訳をはさまないで聞くというのも、一つの選択肢かとは思います。
それ以上に、こっちの言いたいことを訳してもらうことが、今回のボクには絶対必要でした。
ただでさえ、なんつーかその、こんな感じ、みたいな発言が多い人なので…
はぁ、なんだか終わって気が抜けました。
この日の夜は、どうしてもここ!ってレストランもなかったので、トロリーの運転手からも、ウーバーの運転手からも、通訳さんからも名前が出た、カウボーイクラブに行きました。
蛇の肉が食べられるって話で、確かにsnakeって単語がメニューにありました、が、普通にサラダとステーキにしました。
写真撮る前に食べちゃいましたけど…
ステーキはアメリカサイズじゃなくてちょっと意外。
ウエイトレスのお姉さんが、本当にこのお店と料理を愛してて、幸せいっぱい♡な感じの人で、こっちまで楽しい気分になりました。
その後、アイスでも食べようかと思ったのですが、気になってたこのお店にしました。
チョコレートの専門店。
こんな感じで、なぜか昨日の残りのワインと。
左はマシュマロのチョコ掛けです、友人曰く美味しかったそう。
四角いのはキャラメル入りで
中はずっしりギッシリ。
ソルトもかかっているし甘さはちょうどよいのですが、歯にめっちゃくっつくので、食べるの一苦労でした、ま、ゆっくりなめてりゃいいんだけど。
まさしく、秋の夜長、たんと語って…おやすみなさい、最後の夜😂
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