ある日ティーチャーが、昨日アプリコットを買ってパイを作った、かーんたんだよ、って話をしてて。
へー簡単なんだ、作ってみよ、とは思いません、みんなに簡単なことも、ボクには簡単じゃないもん。
だけど、生のアプリコット、確かによく売ってます、日本じゃあんま見ないような。
珍しいなと思っても、食べなれてないものって意外と買わない。
いい機会なので、アプリコット食べてみよ。
と思ってSAFEWAYで探したら、
見た目にはこれなんだけど、名前違うんだよな…
と思って反対側へ回ってみたら
ありました、アプリコット。
なんかそっくりだから、両方買っちゃえ。
並べてみても、やっぱりそっくり(左がアプリコット)。
むいてみても、やっぱりそっくり。
割ってみても、やっぱりそっくり。
食べてみたら…
うわ、右のやつ=アプリコットじゃないやつ、すっぱ。
これは熟してないとかいう感じではなく、味のコンセプト?が違う気がする。
調べてみたら、この右側のApriumという品種は、アプリコット×プラムの交配種で、1980年代の終わりに作り出された果物らしいということが判明。
だけど、干しあんずってアプリコットでしょ?甘酸っぱいよね。
アプリコットの方がむしろ甘味しかなかったから、これ干しても酸味は出なさそうだけどな…
個体差が大きいのかなぁ。
こっちのスーパーは年中似たようなものが売ってて季節感に欠ける印象がありますが、それでも桃の類はやっぱり今の時期に多い気がするよね。
せっかくだから一周食べとこっか(笑)。
プラムからいっとく?
RedとBrackとあるのね。
色の違いは、品種の違いより熟れている度合いの違いの影響の方が大きいような気も…
よーく熟してそうなのを厳選してみました。
左が赤、右が黒、熟れてくるとはっきりします。
むいてもブラックの方が色濃いです。
で、やっぱり色が濃い分、ブラックの方がちょっと味にクセがあるのと、若干酸味が強いかな。
レッドの方が平坦な甘さというか、嫌いって人があんまりいない味じゃないかなぁという感じ。
ちなみに、ボクが日本で食べてたプラムの印象には、ブラックの方が近い感じ。
日本でも両方売られてたのかな?意識したことないので不明。
日本では桃ほどメジャーじゃない気がするネクタリン
イエローね
桃にしか見えないけど…むいたら
黄桃だよねぇ。
食べたら、やっぱり桃っぽい、ちょっと固めだけど、これ以上柔らかくなりそうな感じでもないかも。
ホワイトの方
皮付きの見た目はイエローと変わんないね。
むいたら
確かにホワイトでした、そして、イエローより桃っぽい。
ってか、そもそも白桃を食べなれてるからそう感じるだけじゃんね。
というわけで、黄桃
あー、まぁ桃かな、やっぱり。
白桃
やっぱ、一番食べなれてる桃だ。
これじゃネクタリンと桃の違いわかんないじゃんかよっ。
微妙な違いだと、同時に食べないとよくわかんないね。
やりなおし
左から、白桃、黄桃、ネクタリン白、ネクタリン黄。
ネクタリンの方が、表面がつるっとしてるよね、桃のうぶげみたいなやつがない。
もも4兄弟。
で、わかったことはですね、桃の匂いって、やっぱ桃特有で、それは白にも黄色にも共通してるってこと。
あと、果肉はネクタリンの方が固い、リンゴ?みたいなシャクシャク感があって、熟れたら桃みたいにぐじゅっとなるってわけでもなさそう。
そして、桃とネクタリンの違いより、黄色と白の違いの方が大きい、かも。
どっちも、黄色の方が明らかに酸っぱく、白の方は酸味はあんまない。
なんで缶詰は黄桃で、普段食べてるのが白桃なのか、黄桃はそのまま食べてもイマイチで、お菓子に向くって話をどっかで聞いた気がするけど、たぶんそれ正しいと思う。
ネクタリンは桃の仲間で油桃ともいわれるらしく、桃より酸味が強く、果肉が締まっているのが特徴らしい。
あと応用範囲が広いといわれるらしいのですが、食べ比べるとわかる気がします、確かに、桃のような独特の香りがあまりしません。
4つも一気に食べられないので、みじん切りにしてジャムにしてみたのですが
混ぜちゃったのではっきりはわかりませんが、おそらく煮てトロッとしてるのが桃で、原型しっかりなのがネクタリンだと思われます。
最後に、日本では見たことないけどこっちではよく見かける、ももUFO(笑)
saturn=土星、ボクの命名よりセンスあるなぁ、と思ったら、同じとおぼしきものがWHOLE FOODSでは
ドーナッツかぁ、まぁこれが一番形に忠実ともいえる。
このひらぺったい桃、初めてサンフランシスコに行った時、ファーマーズマーケットみたいなとこで山積みになってて、すんごい食べてみたかったんだ、すっかり忘れてた。
皮の質感は完全に桃です、まあ、桃だからね。
むいたらこんな感じ、上から見たらわかんないね。
一口かじったら…あんま~い、ジューシー、びっくり。
桃の甘酸っぱさの、酸っぱさが除去されてる感じです。
あと、単純にかぶりつきやすい、薄いからね。
水分をより多く感じるのは、全部ちゃんと口の中に入ってくれるからかも。
そして、薄いうえに真ん中部分が凹んでいるこの桃の、最大の特徴は
種が小さい!左が5㏄の小さじスプーンです。
そうだよねー、種が飛び出してたら変だもんね。
なんだかお得感満載の桃でした、これはリピだね。
全体を通して思ったのは、日本の桃より小さめってことかなぁ。
リンゴにも同じような傾向があるんだけど。
チャイニーズスーパーにいけば大きめのもあったりするので、日本とアメリカという育てる場所の問題だけでもないような。
なにはともあれ、すもももももももものうち、まぁしばらく桃はいいです、結局のところよく似てました😆
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