気付いたらあと4日で春セメスターもおしまい。
3月末に1週間ほど春休みがあって、なぜかその後消えてしまう生徒もいて、最初から比べると半分くらいの人数になっている今日この頃。
まぁボクもその春休み以降ブログの更新をサボったので、なんとなくペースが変わってこなくなる気持ちはわからなくもないけど、ちょっと不思議。
そして、気付いたら最後のでっかなテストですよ。
今回のティーチャーはこれまでもテストだらけでしたが、まぁ逆に言えばそれを復習しときゃいいじゃんって話ですが、やっぱり全部のテストって言われるとブルー。
受験生だったころ、数学者の秋山仁が受験生のお悩み相談をやってたのをよく読んでました。
彼の主張の一つが、受験なんて人生からしたら楽ちんなものだよってお話。
確か「勉強して成績をよくするなんて、社会人が業績をあげるよりもずーっと楽なんだよ、自分の力だけでできるんだから」
みたいなことが書いてありました。
その頃はわからなかったけど、社会人になって、自分の努力だけじゃどーにもならないことがたくさんあって、なんかその意味は分かったような気がしてました。
でもね、今再び、単純にテスト勉強しなきゃってなったら、やっぱりできないんだなーこれが。
どんなに、自分の力だけでどうにかなる簡単なこと、覚えりゃよくて深い思考を必要としない楽なことだってわかってても、ほんとーに嫌です。
はぁ、人間とは勝手なものです、いや、ボクがダメ過ぎんのかな。
とりあえず、ここで他人を巻き込んで復習です、はい。
英語なんて見るのも嫌だという方はスルーしてください、ボクもスルーしたい人です(笑)
さて、今セメスターで何をやったのかと振り返ってみると、実は前セメスターとあまり変わらない。
ただ、単語とかイディオムが難しくなってます。あと、リスニングの要求レベルも上がってるかな。
最初の目玉は、動詞の後にgerund(ing形)が来るのか、infinitive(to不定詞)が来るのかの違い。
これは完全に動詞依存なので覚えるしかないのですが、気付いたことがあって。
ing形のみが続く代表的な動詞:finish,enjoy,dislike
infinitiveのみが続く代表的な動詞:intend,plan,want,need,would like
両方OKな代表的な動詞:like,love,hate,prefer,can't stand
こうしてみると、to不定詞のみの動詞って、日本だとすでにwant toとかneed toとかって塊で覚えてません?
彼らの概念では、動詞はあくまでwantやneedであって、それはtoしか後に来ないよ、って考えてるみたいです。
そしてボクはprefer toって覚えてましたが、prefer doingもありなんですね。
もう1つ目の目玉はpresent perfect 現在完了形、続いてpresent perfect continuous 現在完了進行形です。
そして、過去形と現在完了形と現在完了進行形の使い分けについての説明が、前セメスターのティーチャーとちょっと違って混乱したのと、今のティーチャーが体調不良でお休みしたときのピンチヒッターのティーチャーが全然違う説明をして、クラス中大混乱しました。
そのくらい、完了形絡みはよく登場し、かつ文脈やニュアンスに左右される難しい部分なのでしょう。
考えてみれば、ネイティブだって全員同じ考え方や答えを持ってるわけないよね、言葉なんだもん。
日本語でも同じことなんだと思います。
今回習ったことをまとめると
・現在完了形には3つの意味があります、完了、継続、経験(日本と同じ切り口で分かりやすかった)。
・for や since がつくと、必ず継続の意味になります。
・完了や経験を表わす場合、過去の特定の時点を表す語句(yesterdayとか)とは併用できません、併用するなら過去形になります。
・完了や経験のように動作本体は過去のものでも、過去のいつの時点の出来事かには興味がない場合(主に経験の文脈)や、直近に完了した場合(主に完了の文脈)は、継続のニュアンスが含まれると考えられるので現在完了形を使います。
←ここは今でもわかったようなわかんないような感じですが。
経験に関する説明は、その経験を経た自分の人生は継続している、という前回の理解でいいみたい。
問題は完了の説明ですが…
I have come to school by bus this morning.←この文は、午前中に友達と話したら成立するけど、もし午後だったら過去形にしなさい、という解説でした。つまり、this morning の部分が、話している時点と継続性があれば、完了形の方がベターのようです。ただ、過去形でも通じますって。
・現在も続いている事象は現在完了進行形にするほうが自然だが、文法上進行形にできる場合とできない場合があるので注意。
・現在完了進行形にできない場合
(1)動詞が状態を表わす動詞の場合(be,like,love,want,know,owe,hear,see,seem,understand)。
○I have known how to type since I was 20. 20歳の時からタイピングの仕方を知ってます。
×I have been knowing how to type….
knowのように直感的に動作じゃないなってわかるものはいいんですけどね、owe所有する、とかはボクは進行形にしちゃいそうです。
(2)数量を表わす語句が後に続く場合
○I have written 10 books.私は10冊の本を書き上げた。
×I have been writing 10 books. これも直感的には理解できる気がします、10冊ってなると完了のニュアンスだろうなって思うので。ただ、例外があって、もし10冊の本を同時並行的に書き続けているなら、完了進行形でも可能なのだそうです。
次に出てきたのが present real conditional と future real conditional。
これは日本語でドンピタの文法用語がわからないのですが、if条件文という言葉を聞いたことがあるような。
ポイントはいずれも、if clause (if節内)は現在形で、特定の条件を示すことです。
present real conditionalはifで条件を示し、main clause主文は3つの文体が可能。
If the paper gets stuck,(もし紙が詰まったら)←ここは現在形
turn off the power. (電源を切りなさい)命令形。
you turn off the power. (電源を切るんだよ)現在形。
you should turn off the power.(電源を切るべきだ)法助動詞、話し手の考えを示す。
※ifは in case(~の場合には)に言い換え可能。未来の起こりうる可能性がある出来事に対し、何らかの備えをしなければならない文脈で使われることが多い。
future real conditionalはifで条件を示し、main clauseはifで示された条件下で、未来に起こるだろうことを述べる。
If I work the morning shift,(もし朝のシフトで働いたら)←ここは現在形。
I'll get home earlier.(家に早く帰れるだろう)未来形。
これは文法自体はそうなんだ、で終わりなのですが、テスト中でreal conditionalの文を書けって言われたときにこのif節だって思い出せないといけないってことの方がネックです。
次は文法というよりはボキャブラリーですがphrasal verbs フレーズの動詞、熟語ですかね。
これはそのフレーズの途中に目的語を挿入できるパターンと、できないパターンがあるのがポイントです。
例えばdrop off : 運んでおいてくる、deliverのニュアンス
これはdrop mail off も drop off mail(手紙を出す) いずれも可能なのでseparable pharasal verbsというらしい。
一方get on:乗る
これはget on the bus とはいえてもget the bus onとは言えないので、inseparable pharasal verbsというらしい。
熟語はそーゆーもんだと覚えるしかないので、膨大なリストを前に唖然とするばかり。
とりあえずテキストに代表例として取り上げられてたのだけでも覚えなきゃ…
リストを見て気づいたことは、例えばputみたいな簡単な動詞が、put togetherで組み立てる、put in で取り付ける、put awayで片づける、put upで(カーテンや絵などを)掛ける、と七変化すること。
take や getにも同じ傾向がみられます。
動詞数個で英会話のほとんどはカバーできる!的キャッチフレーズの英会話本を見た覚えがあるのですが、これらの熟語をきちんと使いこなすという意味だとしたら、確かに数個でほとんどの会話はできるよーな気がします、そのくらい化けます。
(実際そういう意味だったのかは、読んでいないのでわかりませんが…)
最後の項目は、after,when,as soon as,before,untilを使った時を表わす表現について。
これもpast time clause過去時制の文とfuture time clause未来時制の文とで異なります。
past time clause 過去時制の場合、time clause時を表わす文もmain clause主文も過去形になります。
When I got a promotion, I got my own office.(昇進したとき、自分のオフィスを持った。)
future time clause 未来時制の場合、時を表わす文は現在形、主文は未来形になります。
After I save enough money, I will buy a car.(お金を十分に貯めたら、車を買うだろう。)
あとは、文脈によってafterなのかbeforeなのかとかを正しく使って作文しなきゃいけないってとこがミソです。
正直、beforeだけは明らかに意味が違うのでわかるのですが、when,after,as soon asあたりは、ニュアンス依存なので微妙です。
ティーチャーによると、2つの出来事が近接して起こる場合にはas soon as またはwhen、タイムラグがある場合はafterがベターだけど決まりはない、みたいな話でした。
ふー、以上、最後ちょっと雑でしたが、主な文法でした、3か月でこれは少ないのかもしれません、高校とかを思うとね。
でも、単語とかが覚えられません、ほんとーに覚えられません。
しかも、生活密着単語なので、受験に出てこなかったものが多いんだなー。。。
というわけで、皆さまお疲れ様でした、つき合わせてすまんです、ボク寝ます。
え?勉強はって?
ま、明日の夜一夜漬けするなり…😆
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