さてさて、悪戦苦闘の電話で予約したトラフィックスクール、行ってまいりました。
なんせ開催場所は海辺のホテル
サンフランシスコ国際空港からもほど近いので、
わー飛行機落ちる!って思ったら、そっか、あそこ空港かってオチ。
最初はあきらめもつくような曇り空だったのに、昼休みのころにはいい天気で、午後戻らずに遊びに行きたくなりました。
講習会場はホテルのカンファレンスルーム
小さなホワイトボードと、PCとつながっているディスプレイ。
さすがホテル、コーヒー飲み放題、テーブルの上にはメモ用紙とペン、至れり尽くせりです。
さて、肝心の授業ですけどね…
正直に白状します。
ずえーんずぇんわかりませんでした。
笑いのツボ云々以前に、ティーチャー(コメディアン?)の英語がほっとんどわかりませんでした。
さすがに凹みました。
アダルトスクールで少しは英語わかるようになったと思っても、外に出たら全然わかんないんだと。
スクールのティーチャーたちが、どれほどわかりやすく話してくれていることか思い知りました、思えば尊しわが師の恩…
最後にテストがあるらしいと聞いていたので、冷や汗もの。
授業の前半は、ホワイトボードを使って交通ルールの説明、その後You Tubeを見るという流れ。
日本の運転免許試験場でも見るような、危険な場面や事故の動画、取り締まり場面の動画などがYou Tubeにいっぱい!
ホワイトボードの図、動画、そしてわかりやすい受講生の発言を拾って類推、これで前半しのぎました。
問題は後半戦。
受講生を2グループにわけて、ティーチャーの出すクイズに答えるゲーム。
そのクイズが、交通ルールのクイズらしいのですが、答えがシェークスピアだったりチキンだったりしてるっぽい。
なんで???
かなりの時間がたってから、やっとルールがわかりました。
このゲーム、最初は交通ルールのクイズ、正解すると200ポイント、続いてボーナスクイズ、これは1000ポイントとか。
で、このボーナスクイズ、交通ルールとまったく関係ナシ。
ボーナスポイントが加算された後は、また交通のクイズ。
どうもこれが延々と繰り返されているようです。
それなのに、シェークスピアとかしか聞きとれないということは、ボクは交通のクイズはほとんど聞き取れていないということです。
逆に言えば、ティーチャーも受講生も交通のクイズはさらっと流し、ボーナスクイズばっかりマジに議論して、大爆笑してるってことです、多分。
これさ、ネイティブでも、交通ルールのクイズの答え、覚えてないよね、きっと。
だとしたら最後のテストは、比較的最近免許取ったボクなら、なんとかなるんじゃないの?
そんなこんなで午後3時。
クイズが終わって、ポイントの多かったチームがガッツポーズで本気で喜ぶ中、今後の手続きの説明があって、完全に終わりモードです。
あれ?午前9時から午後5時まで、8時間の受講が法で義務付けられてるんじゃないの?
隣のおじちゃんに、午後5時までって書いてあるのを指さして、終わりなの?って聞いたら、
今日はとっても早く終わったんだ!ラッキーなんだよ!わっはっは!
そしたらそれに呼応して数人が、イエス、ラッキーだ、わっはっは!
みんなクイズで笑いすぎて、明らかにテンションが変です。
そんなこんなで、3時過ぎには終わりました、そして、これはどうも平均的な終了時間らしい。
結局テストなんてなくて、受講終了の届け出もトラフィックスクール側でやってくれるとのことで、ボクの今回すべきことはすべて終了。
不安になってティーチャーに、ほんとーにボクのすべきこと終わりなの?って確認したら
All finished!!
って言われたから、まぁそうなんだろうと思いました。
結果的には、行って座っていれば受講終了手続きまで終わっちゃうので、ネットで受講するよりラクで確実だったと思います。
わからなかったとはいえ、多少は笑えました。
ティーチャーが奇妙なダンスをするところとか、変な物まねするところとか。
You Tubeの酔っぱらいの取り締まり動画や、運転手同士の喧嘩のオチとか。
あと、ボーナスクイズ、1ポンドのポテトチップを作るのに、何ポンドの生のポテトがいりますか?ってのがありました。
選択肢が、4ポンドと4.5ポンドと5ポンドの3択、で、答えが歓声にかき消されて聞き取れませんでした…
とまあ、ボクにとっては大騒動だった違反切符の結末に、なんともふさわしいスクールでした。
もう二度と、違反切符は切られません、事故も起こしません。
ここに誓います。
ほんと、事故だけは起こすまいと思ってましたけど、受講生の中には罰金が500ドル近い人、結構いました。
なので、やっぱり違反もダメです、もう二度と…😤